医療-福祉-介護をつなぐ 心不全療養支援ポケットガイド
日本循環器協会・日本心不全学会 共編で心不全療養支援ポケットガイドを発売しております。心不全の基本的事項から日常生活の管理、介護制度まで、多数のイラストを用いてわかりやすく解説されており、本書を参照しながら「医療・福祉・介護スタッフのための心不全入門講座」を視聴いただくと理解が深まりますので是非活用してください。購入を希望される方は、下記にある購入サイト(南江堂)からご注文ください。
なぜ?医療・福祉・介護関係者に心不全を学んで欲しいか
心不全への対応は医療職だけでは困難であり、介護・福祉との連携が必要です。どうして連携しないといけないのか、その理由をお伝えします。
【講 師】眞茅みゆき(北里大学 看護学部)
【視聴時間】2分38秒
心臓とはどのような臓器
心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。心不全を学ぶ前の基礎知識として、心臓の解剖と働きを簡単に説明します。
【講 師】衣笠良治(鳥取大学 医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野)
【視聴時間】4分51秒
心不全とはどのような状態
心不全が悪化すると患者さんは苦しい思いをしますが、悪化しないように予防できます。ここでは心不全の定義やステージ分類、病の軌跡について解説します。
【講 師】衣笠良治(鳥取大学 医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野)
【視聴時間】2分33秒
心不全の症状
心不全の症状には息切れやむくみ、疲れやすさなどがありますが、これらは大きく2つに分けると理解しやすいです。症状の悪化がないか普段から確認することが大切です。
【講 師】衣笠良治(鳥取大学 医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野)
【視聴時間】2分39秒
心不全ではどのような治療をしているのでしょうか?
心不全にはさまざまな治療法があります。症状を緩和する薬、悪化や突然死を防ぐ薬、呼吸補助療法、運動療法、手術など、主な治療法について簡単に解説します。
【講 師】肥後友彰(はくとホームケアクリニック)
【視聴時間】6分38秒
心不全が悪化しないために何ができるでしょうか
心不全の悪化を防ぐ2本柱は「悪化のサインの早期発見」と「適切なセルフケア」です。これらの実施・支援について解説します。水分摂取に関する勘違いにも触れます。
【講 師】肥後友彰(はくとホームケアクリニック)
【視聴時間】6分1秒
心不全患者の血圧・脈拍・体重の測定方法と測定タイミングとその解釈
心不全の患者さんにおいて、血圧・脈拍・体重を測定するときの方法やタイミングを具体的に解説します。医療職に相談・報告すべき数値についても触れています。
【講 師】眞茅みゆき(北里大学 看護学部)
【視聴時間】4分37秒
心不全症状の観察方法、受診の目安
心不全の患者さんのモニタリングで着目すべき点を解説します。心不全の悪化のサイン、早めの受診/すぐに受診が必要な状態と対応法、認知症の人への対応にも触れます。
【講 師】中島菜穂子(久留米大学病院 看護部)
【視聴時間】8分1秒
心不全手帳とは
心不全手帳は、患者さんと家族が心不全の悪化を防ぎながら自宅での生活が送れるように、自己管理を支援するためのものです。心不全手帳の活用ポイントをお伝えします。
【講 師】眞茅みゆき(北里大学 看護学部)
【視聴時間】5分34秒
心不全患者の食事の管理~ 減塩・水分管理 ~
心不全の患者さんが減塩するための献立と調理のポイントや、減塩できない人への支援方法、適切な飲水量や水分管理、脱水予防について解説します。
【講 師】宮島功(近森病院 臨床栄養部)
【視聴時間】5分42秒
心不全患者の食事の管理~ 低栄養・嚥下障害 ~
高齢で心不全の患者さんでは低栄養と嚥下障害が問題になることがあります。これらが問題になる理由や予防する食生活、評価ポイント、食事介助時の注意点について解説します。
【講 師】宮島功(近森病院 臨床栄養部)
【視聴時間】5分21秒
心不全に必要な薬の管理について
心不全の薬は症状と予後の改善をもたらします。日常生活で服薬を継続することが重要です。飲み忘れないための工夫や飲み忘れたときの対処方法などについて解説します。
【講 師】澤田和久(安城更生病院 薬剤部)
【視聴時間】5分47秒
心不全患者の運動や活動の管理~理学療法士が意識するポイント~
心不全の患者さんが無理なく適切な運動を行うための考え方を解説します。運動の種類や安全に取り組める強度の目安、活動量の調整方法、日常生活での工夫点も紹介します。
【講 師】笠井健一(パナソニック健康保険組合 松下記念病院診療技術部 リハビリテーション療法室)
【視聴時間】7分10秒
心不全患者の日常生活動作の留意点と環境調整~入浴・排泄~
入浴や排泄は心臓に負担がかかりやすい動作です。適切な入浴のタイミング、入浴前の留意点、適切な入浴方法、排便時の注意点(便秘対策)について具体的に解説します。
【講 師】岡田明子(北里大学 看護学部)
【視聴時間】6分44秒
心不全患者の感染に対する予防と対応
感染症は心不全を悪化させる原因になります。感染予防行動(手洗い、うがい、歯磨き、マスク、予防接種)や感染症を疑ったときや熱があるときの対応法を解説します。
【講 師】岡田明子(北里大学 看護学部)
【視聴時間】6分46秒
心不全患者さんのこころの問題
心不全の患者さんはこころの問題を抱えやすいです。適切なコミュニケーション、生活への影響を最小限にとどめる段階的ケア、介護職の対応について解説します。
【講 師】若林留美(東京女子医科大学病院 看護部)
【視聴時間】5分55秒
ペースメーカー、酸素療法を受けている心不全患者の管理
心不全の治療としてペースメーカーを埋め込んだ患者さんや、在宅酸素療法を行っている患者さんにおいて、日常生活で気を付けるべきポイントを具体的に解説します。
【講 師】富山美由紀(医療法人社団ゆみの 看護部)
【視聴時間】5分31秒
心不全患者さんの夏場、冬場の注意点
心不全の患者さんは、夏場は水分摂取や脱水対策に注意する必要があります。冬場は心臓に負担がかかりやすい季節なので、寒暖差や過活動、感染症などに注意しましょう。
【講 師】中島菜穂子(久留米大学病院 看護部)
【視聴時間】5分16秒
心不全患者に求められる災害への備え
災害が心不全に与える影響を踏まえて、平時から備える項目や災害発生時の適切な対応を具体的に解説します。病気について他者に伝えられるよう備えることも大切です。
【講 師】若林留美(東京女子医科大学病院 看護部)
【視聴時間】5分36秒
心不全患者管理におけるICTの活用(情報共有等)
心不全の重症化予防には、本人・家族や多職種の情報集約や共有が大切です。そのために使えるICTの連絡ツールや遠隔モニタリング、地域づくりについて解説します。
【講 師】富山美由紀(医療法人社団ゆみの 看護部)
【視聴時間】5分2秒