取り組み

循環器領域の架け橋に。日本循環器協会は、
みんなで健康を目指す取り組みをしています。

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2025.07.09

『COCORO VOICE Vol.12(2025年夏号)』発行のお知らせ

目次

    ■最新号はこちら→https://j-circ-assoc.or.jp/magazine/10755/

    ― 宮本恒靖さん、栗山英樹さんが語る「心臓」と「スポーツ」 ―

    一般社団法人日本循環器協会が発行する『COCORO』は、心臓病や循環器疾患に関する正しい知識と、日常生活に役立つ健康情報をお届けする季刊マガジンです。
    夏号と冬号は特別企画『COCORO VOICE』として、各界の著名人へのインタビューを通じて、「心臓」と「人生」のつながりを掘り下げています。

    2025年夏号『COCORO VOICE Vol.12』では、2名のスポーツ界のレジェンドが登場。日本サッカー協会会長・宮本恒靖さんと、元侍ジャパン監督・栗山英樹さんのお二人が、「心臓」「健康」「リーダーシップ」について語ってくださいました。


    宮本恒靖さんに聞く

    スポーツ、健康、そして心臓との向き合い方

    元サッカー日本代表キャプテンであり、現在は日本サッカー協会会長を務める宮本恒靖さんが、「健康ハートの日」特別インタビューに登場。トップアスリートとしての健康管理術や、心と体のバランスの取り方について語っていただきました。

    「現役時代は、自分の体を“F1マシン”のように整える意識で、食事・運動・休養を徹底的に管理していた」と語る宮本さん。現在も朝のランニングや“腹八分目”の食事を心がけながら、自分の体の声に耳を傾ける生活を続けています。

    また、チームメイトだった松田直樹選手の急逝をきっかけに、AEDの普及・啓発活動にも積極的に取り組むなど、社会との関わりにも力を注いでいます。

    インタビューの最後に「あなたの心臓にひと言」と尋ねると、「時々、休みながら、ゆっくりやれよ」と笑顔で語ってくださいました。心と体をいたわる大切さが、静かに伝わるインタビューとなっています。


    栗山英樹さんに聞く

    監督人生を支えた心臓とリーダー哲学

    元野球日本代表・侍ジャパン監督であり、現在は北海道日本ハムファイターズのCBOを務める栗山英樹さんが、「健康ハートの日2025」運営部会長・木田圭亮先生との特別対談に登場。

    対談では、監督としての信念、自らの心臓病経験、そして未来を担う子どもたちへのスポーツの伝え方について語ってくださいました。

    「皆で目指す場所だけを明確に示すこと」「感動の涙がストレスを洗い流してくれる」といった言葉からは、リーダーとしての葛藤と温かさがにじみ出ます。スポーツの原点は「楽しむこと」であり、それを守るのは大人の責任だと語る栗山さんの姿勢に、多くの示唆が込められています。

    「自分の心臓には“ありがとう”と伝えたい」。その一言が胸に響く、心あたたまる対談となりました。


    本誌『COCORO VOICE Vol.12』は、循環器疾患への理解を深めるとともに、健康で前向きな生活を後押しする内容となっています。全国の医療機関や関連施設にて順次配布予定です。ぜひお手にとってご覧ください。

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