宮城県支部

都道府県支部での取り組み紹介

2024.11.25

東北大学医学部附属病院 宮城県脳卒中・心臓病等総合支援センターを設立しました

目次

    センター長あいさつ

    センター長  安田 聡

    健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされます。健康寿命に大きく影響する要介護の主な原因が、脳血管疾患や心疾患といった循環器疾患です。このような背景から、2019年12月に脳卒中・循環器病対策基本法(「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」)が成立しました。

    循環器病では、救命・後遺症軽減のために迅速な診療・治療が重要です。そして急性期治療以降も、症状の変化に応じた医療・介護・福祉など多岐にわたる支援が必要となります。宮城県/東北大学病院では、2022年に国のモデル事業として設置される全国12か所の「脳卒中・心臓病等総合支援センター」(初代センター長:冨永 悌二前病院長)の一つに選定され、同年9月より、治療と生活の両面における包括的相談支援のための「脳卒中・心臓病相談窓口」を設置しております。

    東北大学病院脳卒中・心臓病等総合支援センターでは、2023年4月より私が2代目のセンター長を拝命いたしました。患者さんやご家族の不安や様々な疑問に対して、医師、看護師をはじめ各種福祉士、理学療法士、薬剤師など多職種で対応し、就労も含めて多くの情報を提供しながら相談支援を行います。東北大学病院での相談支援サービスを是非ご活用いただけましたら幸いです。

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