2023年10月6日から8日に開催された第27回日本心不全学会学術集会で心不全療養指導士cafeが開催されました。
心不全療養指導士cafeの様子についてはこちらの記事をご覧ください。
心不全療養指導士cafeでは120名の参加者を地域ごとに15グループに分けてグループワークディスカッションを行いました。
当日はディスカッションした内容について全グループが全体の前で発表をしていただきました。
今回は、各グループが2024年3月に開催される第88回日本循環器学会学術集会までに“これだけはやり遂げる!”と宣言した模様を掲載します。
北海道・東北①
- 心不全チームを作る
- 身のまわりに療養指導士以外の仲間を作る
北海道・東北②
- ファンを増やす
関東・新潟③
- ネットワーク作り
関東・新潟④
- 退院前カンファレンスに院内の薬剤師が参加できるよう働きかける
- 薬剤師が退院時薬剤サマリーを活用する
- 病棟、保険薬局とのやりとりを増やす機会を設ける
- 心不全ネットワークを作る 外来看護師の軸を作る
関東・新潟⑤
- 顔の見えるネットワーク作り
- 県内の心不全療養指導士に声をかける
関東・新潟⑥
- 地域と病院との関わりが薄く、地域まで情報が届いていないため、勉強会もしくは退院前カンファレンスに招く
- 受け身の受診で終わらせない
関東・新潟⑦
- 東京都心不全療養指導士ネットワーク加入者30名
関東・新潟⑧
- かながわ心不全ネットワーク内の顔が見える関係性を作る
北陸・甲信⑨
- ネットワークで顔合わせの機会を設ける
- 指導士の資格を誰がとってるか把握する
- 院内・院外で具体的な活動内容を決めていく
- 各地説で取り組んでいることの情報共有
東海⑩
- 病院内での人材育成
- 心不全療養指導士としてアピール
- 地域に心不全療養指導士をアピール
- 地域から発信してもらう
- 地域を支援していくようにする
- 医師からの発信が乏しいため、院内でまず心不全療養指導士を増やしてから地域を繋げていきたい
関西⑪
- 立ち上げたネットワークを広げていく
- 地域向けの勉強会を開催するオンサイトの勉強会を医療圏で開催する
関西⑫
- チームネットワーク作り
- 薬薬連携
- 地域での啓発活動
中国⑬
- 中国地方でネットワークで繋がる
- 座談会を3月までに開催する
九州・沖縄⑭
- 長崎:地域のネットワークはできているが顔の見える関係性ができていないため交流会を開催する
- 福岡:病院と地域の関係づくり
- 山口:心不全診療に興味を持つ人材を増やす(心不全療養指導士を増やす)
九州・沖縄⑮
- ネットワーク作り(顔の見える関係)
- 地域薬局との繋がり
- 心不全チーム作り
- ネットワークの仲間づくり
- 心不全シートを院外へ繋げる
- 心不全外来と心不全教育入院を軌道に乗せる
心不全療養指導士cafeは日本循環器学会学術大会と日本心不全学会学術集会で今後も開催を予定しております。
心不全療養指導に興味のある方、心不全療養指導について悩んでいる方は、是非ともご参加いただけますと幸いです。皆様のご参加、お待ちしております。
第27回日本心不全学会学術集会
会長特別企画13 心不全療養指導士cafe
座長:芦川直也、中島菜穂子