長崎大学病院は、長崎県においてこの循環器病対策を進めていく中心的な施設として、令和5年に厚生労働省のモデル事業に選定され、本センターの開設となりました。
脳卒中や心臓病は、突然、発症し、その後の生活にも影響を与える病気です。そのため急性期の診断、治療のみならず、リハビリなど回復期〜維持期(生活期)の医療も重要となってきます。さらに医療継続(かかりつけ医との連携など)や就労など、日常生活における問題も生じることもあります。
そこで本センターでは、医師、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士や医療ソーシャルワーカーなどの多職種も含めて、患者さんの様々な疑問や相談を受ける相談窓口を設置しました。ぜひ、脳卒中・心臓病でお困りことなどありましたら、お気軽にお問合せください。
また病気を発症しないように予防することも生活の質を低下させないために重要です。本センターでは、今後、様々な方法で、県民の皆様に脳卒中・心臓病を発症させないようにはどうしたらよいか、その予防・対策についても情報も発信していきます。